インナーチャイルドが癒えていく過程で起きる好転反応


インナーチャイルドが癒えていく過程で起きる好転反応について、私の経験を踏まえた私の捉え方でお話しさせていただきます。

良い方向へ向かうために一時的に不調が起きることを好転反応と言いますが、インナーチャイルドの癒える過程でも好転反応が起きることがあります。頭痛、吐き気、咳、下痢、痛みなど肉体的なものから、悲しみや寂しさ・怒りがこみ上げてくるなどの感情的なもの、その他、幼少期の忘れていた出来事を思い出すなど様々です。

インナーチャイルドは幼少期の傷ついた体験の記憶(感情エネルギー)とも言えますが、それらはエネルギーブロックとして肉体の外側を覆うオーラに留まり、その後の人生において知らず知らずのうちに不都合な影響をもたらすことがあります。幼少期の体験は学びのためにあえて自ら引き寄せている場合もあるため、負の感情体験自体が悪いものということではありませんが、ずっと留まり続けていたのでは次のステップへ進めなくなってしまいます。なので、癒やしを求めるインナーチャイルドが、生きづらさという形で留まった感情エネルギーの解放を促してくることになります。

インナーチャイルドの癒やしに取り組むと、オーラに留まっていたエネルギーが解放されるときに肉体を通過していくことがあります。それが好転反応となります。不必要なものが体の外へ出ていく感じです。負のエネルギーがそれほど大きくない場合は、サッと通過していったり、オーラからさらっと取れてしまったりするため、好転反応もほとんどなかったり、ちょっとだるくなるくらいだったり、印象的な夢を見るくらいで済んでしまうかと思いますが、大きなエネルギー解放の場合は好転反応も大きくなると思います。

インナーチャイルドが癒えていく過程で起きる好転反応は人間関係のゴタゴタのような形で出てくることもあります。深い関係の方とはエネルギー的に繋がっていますので、ご本人の癒やしが進むと関係のある方と繋がっている部分にも影響を及ぼします。より良好な関係へと変化していくために思いをぶつけ合うという流れになることもあります。その後、お互いのへ理解や気づきが進んだりします。雨降って地固まる、という感じですね。

麗ではインナーチャイルドの癒やしに関わるメニューとしてインナーチャイルドヒーリング(心理セラピー)と完全遠隔ヒーリング『喜びの泉』をご提供していますが・・・

麗でご提供するインナーチャイルドヒーリングはセッションの中でテーマについての感情を感じきるところまでのワークをします。それは、テーマに関わるインナーチャイルドが癒えるところまで取り組むということです。抱えていた苦しい感情を感じきり手放した後、そのインナーチャイルドを今の大人のクライアント様へ統合するところまでをして終了となります。セッション中に感情を感じているとき、咳が出るとか号泣されるなどが起きることがよくあります。そういったものが好転反応ということでもありますので、しっかり癒えた状態で終われた場合は終了後すぐにスッキリされるかと思います。(癒える状態までいかなかった場合も、混乱など起きないよう適切な対処をして終了しますのでご安心下さい)セッション後に好転反応が出ることもあるかもしれませんが、それほど大きくはないと思います。

それに対して、『喜びの泉』はインナーチャイルドの癒やしを促す高次元のエネルギーをご自宅にてお受け取りいただくものですので、エネルギーに促されて出てきた感情や感覚などはご自身で感じきっていただくことになります。好転反応が数日続くこともあるかと思いますが、セラピーではなかなか届きにくい部分にヒーリングエネルギーを届けられるということもありますし、これまでに感じきってきた感情が残像のように残っているだけであったり、すでに学び(気づき)を受け取っていらっしゃるようであれば、好転反応もほとんどなくサラッと変化していける可能性もあります。

セラピー、完全遠隔ヒーリング、それぞれに良い点があります。好転反応と思われる状態が2週間程経過しても落ち着かない場合は、癒やしに取り組む準備ができたということで、手放したい感情を抱えた別のインナーチャイルドや過去世を含めた癒やしを求める別の部分が浮上してきている可能性もあります。新たにヒーリングをお受けになることを検討されるのもいいでしょうし、ご自分の内面と向き合ったり対話することで落ち着いてくることもあるかと思います。

(自己ヒーリング後の好転反応も含めて)インナーチャイルドの癒やしに関わる好転反応の状態をスムーズに通過していくためにどうしたらいいかについてですが、肉体的なものでしたらまずは無理をしないということですね。重たいものを持ったまま歩き続けてきた自分の体を労うような気持ちで…。感情的なものでしたら、どんな感情も否定しないということが大切かと思います。例えば、親を罵倒するような気持ちが出てきた場合、真面目で優しい方ですと、「こんなこと思っては(こんな自分は)ダメだ」と、その気持ちを素直に感じることを抑えてしまうことがあるかもしれません。そこで感じることを抑えてしまうと、浮上してきてくれて解放のチャンスだったものがまた沈んでいってしまい、悶々と燻ぶり続けてしまうことになります。自分の気持ちを大切にしてあげてください。素直に感じていいんです。辛かった。苦しかった。悲しかった。寂しかった。自分の気持ちをただ聴いてください。きっと何かが少しづつ動き出すと思います^^自分では難しいと感じられる場合は、お手伝いさせていただけたら嬉しいです♪

インナーチャイルドヒーリング(心理セラピー)

インナーチャイルドの癒やしを促す『喜びの泉』(完全遠隔ヒーリング)