【前世療法の効果とは】~私の体験談とともに~

セラピールーム麗でご提供する『前世療法』について、私の体験談とともに、前世療法ご説明ページの注意書き(下記※)をもう少し詳しく説明させていただきます。


※体験された前世が真実であることを保証する術はありません。

※必ず前世体験できます、というお約束はできません。時として、今のその方に必要なメッセージを受け取るための体験となる可能性もありますので、前世を知るためとしてではなく、前世療法という手法を用いたヒーリング体験として捉えてください。


私は、前世療法のセラピストとしても活動しているので、当然と言ってはなんですが、何度か前世療法体験をしています。初めての体験は、セラピスト養成講座でペアになった方との練習でした。その後のいくつかの体験と比べてみても、その時の体験が一番、リアルさというか、入り様で言ったら深いものとなりました。講座会場(会議室のようなところ)のパイプ椅子に座って目を閉じ、講師の方の説明を受けたばかりのペアの方の誘導で、あっという間に、椅子に思わずグッとつかまり踏ん張るほどの体験に入りました。

中世ヨーロッパの戦中に大きな剣で刺されて死ぬ女性の人生が出てきました。目の前にスクリーンのように現れるイメージが誘導とともにポンポンと変わり、肝となる場面(最も辛い体験だった重要な場面)では号泣して手の付けられない程。ペアの方も泣き出してしまい、何をしていいのかも分からなくなったようで途中で講師の方と交代し、適切な対応をして頂いて体験を終えました。まるでジェットコースターに乗ってきたかのような数十分でした。何をテーマにしたセラピーだったかなど、詳しい体験内容については省略します。

ここで、お話ししたいことの1つ、「※体験された前世が真実であることを保証する術はありません。」についてなのですが、上記の体験が本当に私の前世の記憶だったのかどうか、私には結局分からないのです。次から次へと覚えもない映像がイメージされ、戦場の緊迫感や剣で刺されるときの恐怖感、うぅぅぅーという感覚、愛する人の前で見せしめのように殺される屈辱感や、愛する人の気持ちを思うと張り裂けそうになる胸の悲しみ、小説になりそうな物語のような内容を自分がリアルに体験したにもかかわらず、私がそれを真実だと感じなければ、それはただの作り話です。とてもリアルだったということは確かですが、真実であることを証明する術はありません。全部作り話だったとしたら天才的な創作者だと思うけれど(微笑)

講座終了後暫くの間は、体験が真実の記憶かどうかに拘っていた時期がありましたが、今の私は、極端な話、体験の一部分あるいは全部が作り話であってもいいと思っています。大切なのは体験の内容が真実なのかどうかではなく、体験によって、今自分が不都合に感じていることが、自分のどんな感情やパターンから来ているのかに気づけたのなら手放したければ手放し不都合な影響のエネルギーを解放し、今をより自分らしく生き生きと生きていける方向に進んでいく、ということだと思っています。私は当時自分に起きていた出来事に翻弄されていました。この前世体験後、すぐに状況が好転したわけではありませんが、自分に起きていることの意味を自分なりに納得し、それまでよりは客観的に見ることができるようになり少し楽になりました。

その後も、エジプトで暮らしていた頃の辛い人生をはじめ、どこの国だったか、神殿で石を使って神事をしていた人生など、自己セラピーも含めるといくつかの体験がありますが、その中でも、あるセラピストさんに電話で受けた前世療法で、とても印象に残っているものをもう1つお伝えしようと思います。

「実家のゴタゴタに巻き込まれていて辛い」というテーマで前世療法を受けました。体験の中の重要な場面に誘導され、浮かんだイメージは田舎の田んぼの畦道でした。日本だと感じました。数人で連れだって畦道を歩いている中に女性の自分がいました。私は途中で田んぼの中の何かが気になって覗き込みました。そして、田んぼの中に落ちてドロドロになりました。大した展開もなく場面はそれで終わりました。気づきを促す段階のセラピストさんの質問(「田んぼに落ちた自分をどう思う?」)に、「田んぼの中を覗き込まなければ、ドロドロになることもなかった」「自分からわざわざドロドロになりにいったようなもの」そんなようなことを答えた気がします。そして・・・私はハッとしました!気づきを得た瞬間です。「私は首を突っ込まなくてもいいことに自ら突っ込んでいって困っている」そう、実家のことにもっと距離を取って関わればいいのだと…。自分を大変にしているのは自分自身なのだと…。

この体験がなぜとても印象に残っているかと言うと・・・正直、気づきに至るまでは上手くいっていない感?があったんです。特に感情が動くこともなく淡々と時間が過ぎ、田舎の何てことない風景が出てきて、前世とも思えないような、当時のその時の自分のように感じる女性が畦道を歩いているだけ。これで終わり?って思って拍子抜けしそうだった矢先に、ハッとする気づきがやって来たんです。セラピー後すぐに、それまでの生き方やパターンから抜け出せたわけではありませんが、自分で自分を苦しめている部分を変えていこう!と意識するようになり、時間をかけ、少しずつ変化していきました。

ここで、お話ししたいことの2つ目、「※必ず前世体験できます、というお約束はできません。時として、今のその方に必要なメッセージを受け取るための体験となる可能性もありますので、前世を知るためとしてではなく、前世療法という手法を用いたヒーリング体験として捉えてください。」についてです。田舎の畦道を歩いていたあのイメージは、前世の記憶ではなかったかもしれません。それでも、その前世療法体験の中で、その後何度も反芻する気づきを得ました。私の行っている前世療法が、前世を知るためのセラピーではないというのはそこです。私は、出てきたイメージが前世の記憶であっても、ご本人の作り話であっても、どちらでも構わないという思いでセラピーを行っています。大切なのは、その体験を今後にどう生かすかということだと思っているからです。

私が前世療法を学んだ頃から20年弱が経ち、今は様々なヒーリングが世に出てきています。エネルギーワークなんかは、過去世(前世)の癒やしにもアプローチするものがほとんどでしょう。麗でも、『望みを見つめるワーク』等、過去世の問題にアプローチするものもご提供しています。麗でご提供している完全遠隔のエネルギーワークは、自分のどんな部分が癒やされたのかをご自分で感じていただくしかないのですが、何かに気づくことなくとも、悩んでいる状態がスルッと解けて楽になられる場合もあります。ただ、潜在意識の部分で浄化や癒やしが起きていても、効果や変化を感じない場合に、本当に施術が行われているのだろうか?と感じられたりすることもあるかもしれません。セラピー体験ですと結果はどうであれ、少なくとも「何かに注目した」という感覚は残りますね(微笑)セラピーにも、エネルギーワークにも、それぞれに良い点があります。

因みに、世の中にはエネルギーワークも色々ありますから、クライアントさんのエネルギー状態をリーディングやチャネリングでお伝えしながら、ブロックを外していいかどうかお聞きしてから外す、などのやり方でワークをご提供しているヒーラーさんもたくさんいらっしゃいます。私も、そういったワークにお世話になることもありますよ^^

私の体験談とともに、前世療法のことをお話ししました。

【前世療法をお受けになられた方からのご感想】

みなさんが、ご自分にとっての最善の癒やしに出会っていかれることを願っています。もしも麗とのご縁がありましたら、あなたのセラピー体験にお付き合いさせていただけたら嬉しいです♪