セラピーやヒーリングを受けても変化や効果を感じない理由って?

ヒーリングって、変化や効果を感じることもあれば、何も感じないこともあります。私も今までたくさんのヒーリング体験をしてきましたが、時には驚くような体験もチラホラあったものの、何も感じないことも多かったです。受けてすぐには感じないけれど時間を経て変化や効果を感じることもあれば、ずっと何も感じないままに過ぎていってしまうこともあります。その、変化や効果を感じない理由って何なのか?ということなんですが、今、私が思いつくものを幾つか挙げてみますね。


ヒーリングを受け取ることを霊障が妨げている場合
ヒーリングを受けてもなかなか変化を感じないという方は、まずは霊障を疑ってみるといいかもしれません。霊障って、特別な人にだけ起こるものではなくて、誰にでも起こり得るもの。それについては、霊障解消を促す『清らかな光』を読んでいただけると…。


受け取れているものを感じ取れていない場合
感じる、ということに慣れていない方もたくさんいらっしゃると思います。思考優先になっていると、感じる感覚が鈍ってしまうことがあります。私も以前はかなりの思考型でした(微笑)それと、ヒーリングの種類によって、効果をすぐに感じやすいものもあれば、オーラへの施術は肉体や現実に現れてくるのに数日のタイムラグがあることもあるので受けている最中やその後すぐには何も分からないことも多いと思います。自分では意識できないところでの変化だったりするので、感じることは難しいというのもあったり…。また、過度に期待がある場合に、受け取れているものを感じ取れないことがあるかと思います。体験したこともないような不思議な感覚が起きるのかもしれないとか、驚くような劇的な変化が起きるのかもしれないなど、期待が大き過ぎると、優しく包まれるような感覚とか、自分の心がホッとした状態などに気づきにくくなってしまいます。


送る側のエネルギーを送るパイプが細い場合
クライアント様が必要としているだけの量が送られていない可能性もあるかと思います。この点については、私も今よりもっと成長していけるように精進していきます。また、無償ヒーリングだったりすると、無償で送ることのできる範囲でのご提供なので、クライアント様が必要としているだけの量には足りないこともあります。そういうときはやはり、有料ヒーリングでしっかりお受け取りいただくのがいいですね。お金もエネルギーだと言われます。お金というエネルギーを出した分だけ、ヒーリングというエネルギーが入ってくるということもあると思います。


まだ変化したくないと潜在意識で思っている場合
頭では変わりたいと思っていても、潜在意識にある不安や恐れが変化することを止めてしまっている場合は、受け取ることを拒否してしまうこともあるかと思います。そういう時は、無理に変化することを推し進めるのは良い方向ではないので、まずは不安や恐れの解消にアプローチしたり、時には時期とタイミングを待つということも必要かもしれません。もしも、変化することへの不安や恐れが自覚できるところまで上がってきていて、それでも変わりたいと思えるようなら、不安や恐れの解消に加え、変化を推し進めるヒーリングを受けるのもいいと思います。変化していくことを後押しするヒーリングとして、麗では混沌を越えることを助ける『祝福の光』をご提供しています。また、こういう自分になりたいという願いがハッキリされている方には、なりたい自分になる、を後押しする『望みを見つめるワーク』がおすすめです。自分が何を望んでいるのかが分からなくなっていらっしゃる方には、心身のバランスを整える『調整ヒーリング』がおすすめです。受けてすぐに自分の望みに気づけるということではありませんが、望みに気づきやすくなることが期待できます。


ヒーリングやセラピーへの過度の期待があったり、ヒーリングやヒーラー・セラピストに懐疑心を持っている場合
ヒーリングが自分を‘変えてくれる’という思いがあると変化しにくいかと思います。ヒーリングは‘変化していくことのお手伝い’になります。受けることで知らないうちに自然に変化するということもありますが、得られた気づきを行動に移していく努力が必要な部分も大きいです。ヒーリングの効果は、「こうしてみようかな」「こうした方がいいかな」など、ふと思いつくという現れ方をすることがあります。その、自分の深い部分からのメッセージとも言えるものを受け取らないでいると、変わらないままになってしまうことがあります。もったいないですね。こうしようかな、やってみたいな、と思いついたことは、可能な事であればやってみてください。上手くいかなければ、それはそれで何かに気づくきっかけになるかと思います。

ヒーリングやヒーラー・セラピストに懐疑心を持っている場合についてですが、「ヒーリングって怪しいんじゃない?本当に効くのかどうか試してやろう」みたいな気持ちとか、「このセラピスト、未熟そうだけど、本当に出来るのか見てみてやろう」といった気持ちでは、心が開いていないので、ヒーリングは受け取りにくいかと思います。また、ヒーラーさん、セラピストさんとの相性ってとても大切なので、ホームページを眺めたり文章を読んだりして、少しでも心地よくないものを感じるところがあれば、受けるのはやめておいた方がよろしいかと思います。勿論、いい意味で気になって、ここにしよう!この人のセッション受けよう!って楽しみに受けても、蓋を開けてみたら「あちゃ~」だった、ということもあるでしょうけれど。それも必要な学びとして起きた出来事なんだとは思いますが…。ちなみに、私は、ホームページやブログなど、自分の作成したもの・書いたものに、自分の内側にあるものが詰まっていると感じていますが、セラピストとしての仕事を意識して作成している部分も少なからずあるので、当然、自分のすべてが表現されているわけではなく、ブログにはあまりにお恥ずかしい未熟さを自覚する出来事などを書くことはほとんどないですし、ネガティブになっているときの自分の言葉はできるだけ書かないようにしています。それは、読んでいただく方の気持ちを重たくしないようにという思いからでもありますが。なので、セッションを受けたり話をしてみたりして、「想像していた人と全然違うー」も大いにありだと思います。思われる前に言っておきました^^

以上、思いついたことをバーッと挙げてみました。長~くなりましたね。

長くなりついでにもう少し。

今、世の中には色々なヒーリングやセラピーがありますが、時々、人生が物凄いスピードで好転したというような体験談などを見かけることがあります。それは本当の体験談であると思いますが、そんなに簡単にはいかない人も多いですよね。当セラピールームの場合は、ハッキリ言って1度や2度ヒーリングやセラピーを受けられただけで、人生があっという間に目に見えて好転するということはありません。ヒーリングを受けられて悩みが解決したり、体が前より楽になったり、気づきを得られて生きやすい方向に流れが進んでいく、など一歩一歩であって、劇的に…という方とは今のところお会いしていません。先程書いたように、何も、あるいはほぼ変化のない方もいらっしゃいます。私自身も、劇的に…という流れではなくここまで来ています。何かが解決しても、生きていればまた悩みや課題は出てきますし、不摂生をすれば体調は悪くなります。人生のステージが変わって生きやすくなったとしても、そのステージでの向き合うべきことはやって来ます。

それでも、必要のないものを手放せば手放す程、落ち込みからの回復が早くなったり気づきを得やすくなって問題と感じていたことの解決が早まっていったりします。自分を癒やしていく道のりや、必要のないものを手放していく道のりは、人間として生きている限り、どこまで行っても終わりはないのかもしれませんが、癒やしや手放しが進んでいくほど深いところにある本来の自分とより繋がっていくので、生きていることへの喜びが理屈ではないところで感じられるようになっていくのだと思います。

思うことをありのままに書きました。