2025.3.8
2021年~2023年の2年間、別ブログに文章をたま~に綴っていました。そのブログを昨日削除しました。ネット上のものも整理整頓したくなって…。削除する前に久しぶりに読み返してみましたが、懐かしさと愛しさの混ざったような感情が湧いて、「自分、一生懸命生きてたな~」って思いました。今も同じような部分はあるんだけれど、その頃より多少なりとも力が抜けたからそう感じるのかもしれません。たった2,3年前に綴ったものなのに自分とは遠~いもののような気がしました。
1つだけ、残しておこうと思った文章があったのでここに書き留めておこうと思います。私の中に、この文章を書いたときの感覚はまだあると感じたからです。それもそのうち遠く感じる日が来るんでしょうけれど。
最初にここに降り立った日
自分が何なのか ここがどこなのか なぜここにいるのか
意識すら出来ない中で
たった一つだけ分かっていたことがあった
向かうべき方向
蜃気楼のように はるか遠くに浮かぶそれが
雑念の靄の隙間から 今日も一瞬垣間見えた
迷いのない確かな足取りで
最初の一歩を踏み出したあの感覚を
魂は覚えているのだと気づくとき
私は安堵し 救われる思いを抱く
そしてまた
迷いながらも不確かでも
そこに向かって歩いていこうと
思いを新たに息をする
人としての様々を包み込みながら